2004.02.10
増設したUSBカードが、入出力不可能に....
アップデートしたDT G3/233を襲った悲劇


女房が使っているPowerMac DT G3/233。
MacOS 9.0をインストールしていたんですけど、どうしても9.2じゃないと動作保証されないソフトがあってね、なんとか9.2にしてちょ、ってオロオロ哀願されちゃったんですよ。
どうしても9.2にしたかったら、俺様の背中を毎日風呂で洗うのじゃぁ〜って言いたかったんですが、今後の見返りを期待するコトにして、潔くアップデートして差し上げるコトにしましたです。

一回で9.2.2になれば言うコトないんですけど、9.0から9.2.2にするためには、数々の手順を踏まなくてはいけません。
アップルのWebサイトで、まず9.1アップデートをダウンロードしてインストール→再起動。
そして次は9.2.1アップデートをダウンロードして、インストール→再起動。
そして最後は、ぼくが持っているiMacのインストールディスクで、9.2.2にアップデートします。
(これは違法ですので、よい子の皆さんは決して真似しないでくださいね。よい子の皆さんは、アップルのWebサイトから9.2.2アップデートをダウンロードしてからインストールするんですよ。約束だよ!!)

さて、無事OSも9.2.2になって、女房は大喜びでございます。
使いたかったソフトも無事動き、「なんとなく動作も速くなったよ」と、とにかくご機嫌でございます。

ところが…………。

ぎゃぁ〜〜〜、スキャナが動かないぃ〜〜!!
ぎゃぁ〜〜〜、プリンタも動かないぃ〜〜!!!!
ぎゃぁ〜〜〜、デジカメの画像も取り込めないぃ〜〜!!!!!!!!

と、大騒ぎでございます。

やれやれ、初心者はまったく。
自分は中級者であると自負しているぼくは、なんの動揺もせず、平然とマシンを調べましたです。
女房が、動かないと大騒ぎしているのは、いずれもPCIスロットに増設したUSBカードからの入出力です。
システム・プロフィールでもカードはしっかり認識されていますので、カード自体には問題ないようです。それじゃぁ…………、なぜでしょう?

何度試しても、USB機器は認識されません。
あれ?、なんでだろう。
原因がさっぱりわかりませんでした。
ネットで調べてもそれに関する情報はなにひとつ検索できなくて、すっかり迷宮です。
こりゃOSを9.0にダウングレードするしかないかなぁ〜て、マジに悩んでしまいました。
ところが、とあるサイトにこんな表記があったんですよ。


USB Adapter Card Support J1-1.4.1でインストールされるのは
「USB Support J1-1.4.1 」
「USB Mass Storage Support J1-2.0.4 」
「USB Mass Storage Extension J1-2.0.4」
「USB Software Locator J1-1.4.1 」
「USB Device Extension J1-1.4.1 」

OS 9.2.1でインストールされるのは以下のファイルで
USB Adapter Card Support J1-1.4.1に比べ必要がなくなったのか USB Mass Storage Extensionはインストールされませんでした。
「USB Support J1-1.5.5 」
「USB Mass Storage Support J1-2.1.1」
「USB Software Locator J1-1.5.5 」
「USB Device Extension J1-1.5.5 」

OS 9.2.2のアップデータを当てると USB Software LocatorとUSB Device Extensionのバージョンが上がりました。
「USB Support J1-1.5.5 」
「USB Mass Storage Support J1-2.1.1 」
「USB Software Locator J1-1.5.6 」
「USB Device Extension J1-1.5.6 」



つまり、増設したUSBカードを認識させるための「USB Support」には、三種類のバージョンがあるというコトなのです。
今までのOS 9.0では、USB Support J1-1.4.1をインストールして、なんの問題もなく使っていましたが、OS9.2.2にアップデートした段階で、書類がJI-1.5.5に上書きされてしまったというワケです。
その他の拡張書類も、意図せずバージョンアップしています。
もしかしたらそれが原因かも知れません。
増設したUSBカードが古い機種のため、新しいバージョンに対応していないじゃないだろうか……。

というワケで、早速アップルのWebサイトで「USB Adapter Card Support J1-1.4.1」をダウンロードして、下記の書類をすべて古いバージョンに入れ替えるコトにしました。(ただし、新しい書類から古い書類への上書きはできませんので、下記の書類をすべてゴミ箱に移動してから「USB Adapter Card Support J1-1.4.1」をインストールしてください)




そして、すがる気持ちで再起動したら…………、しっかりスキャナやプリンタ、そしてデジカメの画像を認識させるコトができましたですよ。
ああ、よかったよかった。
中級者としての面目を保つコトができました。
ところが今度は、起動したあとにこんなメッセージが出るようになってしまったんですよ。




「final candidate bild」というのは、当然ながらMacOS 9.2.2のコトです。
つまり、USB Supportなどの書類を古いモノに入れ替えてしまったため、Apple Audio Extensionが認識されなくなってしまったんですね。
こりゃ新たなる問題が起こってしまった………と思ったのですが、そもそもApple Audio Extensionという書類は、「仮想メモリ使用時のオーディオCD再生の機能向上と、サポートするUSBオーディオ入力機器を追加」するために必要なモノですので、仮想メモリも使わなければUSBオーディオ入力機器も使っていない環境には、ゴミのような書類です。
で、機能拡張マネージャーでバッサリ不使用にしちゃいました。

その後はこのメッセージも表示されるコトもなく、至極快適に動いております。

それにしても、今回は手こずりました。
OSを最新のモノにすれば、ほとんどの機能は問題なく使用できると思っていたのですが、まさかバージョン・ダウンするハメになろうとは。
すべてが純正なら、そんな苦労もいらないんでしょうけどね。
PCIスロットにUSBカードを増設している方は、認識されなかったからと言ってOSを戻したりしないで、ぜひこの方法をお試しください。
USB Support関係の書類を入れ替えるだけで、他の機能はOS 9.2.2で使えるんですから。





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